ダイエットの成功は基礎代謝を上げること

ランニング・ジョキングを始めてダイエットができた・成功したというお話をよく聞きます。
私も運動不足解消とダイエットできればよいなあ・・と思ってランニングを始めました。

ところでなぜ、ランニングを始めるとダイエットが出来るのでしょうか??

ダイエットとは体についた体脂肪を燃焼させること。
ランニングは有酸素運動能力が向上する事によってスタミナがつき、遅筋が発達して脂肪が燃焼するので身体の脂肪がとれて引き締まっていくんですね。

身体の脂肪を燃焼させるために、基礎代謝もあがるようにするとよいです

☆代謝をあげると身体がやせやすくなる

代謝には基礎代謝、食事誘導性熱代謝、生活活動代謝量というものがあります

◇基礎代謝・・呼吸や体温調整などの維持するために人間が生きるために最低限必要なエネルギー

◇生活活動代謝量・・日々の生活の中で、家事や移動、仕事など普段の日常生活で消費されるエネルギー

◇食事誘導性熱代謝(DIT量)・・食事をすることによって食べたものを消化することによって消化器官が動きだし、体が温かくなったり、汗が出てきたりすることにより消費されるエネルギー


一日に消費されるエネルギーの内、7割は基礎代謝、3割が生活活動代謝量、1割が食事誘導性熱代謝(DIT量)と言われています。

消費されるエネルギーの内、基礎代謝の割合がこんなに高いとは知りませんでした・・・

だから、ダイエットをする時は基礎代謝を高めろといわれるわけですよね〜


さらに基礎代謝量は筋肉が約40-50%、肝臓・胃腸・腎臓で約30-40%、脳が約10-15%、心臓が約5-10%の割合で消費されます。

脳は体重に占める割合がたった2%の重さしかないのに、基礎代謝量は全体の約10-15%も消費するので、かなりエネルギーを消費してくれます。
ですが、脳が消費するエネルギーは糖質のみ。
頭を集中して使用すると、甘いものが無性に食べたくなりますが、糖質が消費されて甘いものを補給したくなるんですね。

筋肉は糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変えることができます。

筋肉は体重に占める割合は全身筋肉率　男性　標準　31.0〜34.9% 女性　標準　26.0〜27.9%もしめるそうです。

基礎代謝を消費する筋肉、肝臓・胃腸・腎臓、脳、心臓の中で自分の努力で増やすことが出来るのは筋肉量だけですよね。

筋肉の分量を増やして基礎代謝量をあげて、効率よくエネルギーを消費するのが良いわけです。


普段、会社の通勤は車で、デスクワークで一日中　パソコンに向かっていて、普段もまったく運動をしないような生活の人は筋肉があまりついていないので、筋肉量を増やすのが、ダイエットの近道です!!
私もこんな生活スタイルなので、いろいろな方法がある中で、運動不足の解消と気分転換、ダイエットなどの目的でランニングを始めました。

運動なんていや、体が疲れることなんか嫌だ!!という人は家の中の家事をいつもより多めにやったり、通勤で少しだけ歩く距離を長くしたり、部屋の中でゆっくりストレッチや体操をして生活活動代謝量をあげて取り組むのが良いかな。

☆食事誘導性熱代謝(DIT量)を高くするにはまずは朝食をしっかりと食べること。
朝が一番　食事誘導性熱代謝が高いといわれています

スパイシーな温かい食べ物を食べていると、身体の中から温かくなってきて、汗がでてくるので、身体が温かくなる食材をバランスよく食べましょう。

やはりダイエットに近道はなく、バランスのよい食事、食べ過ぎない事、かたよった食事をしないこと、適度に身体を動かすことなどをコツコツと続けることが出来ると、結果がついてくるはずです。